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[150]剪除法とマイクロリムーブ法の効果の違い
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現在、貴院と一般病院のいずれかで手術をすることを検討しております。 そこで、それぞれの手術のメリットデメリットを確認させていただきたいと考えております。他の医院との比較となってしまい申し訳ないのですが、ご教授いただけると助かります。
以下、ホームページ上から判断できるメリットデメリットを記載させていただきました。以下の内容についてコメントをいただければ幸いです。
■聖心美容外科 ・手術方法:マイクロリムーブ法 【メリット】 - 傷が少ない - 手術後の安静期間が短い 【デメリット】 - 臭いを除去するための確実性が高くない - 費用が高い
■一般病院 ・手術方法:剪除法 【メリット】 - 臭いを除去するための確実性が高い - 保険診療のため費用が安い
【デメリット】 - 傷が残る - 手術後の安静期間が長い
臭いが強く、確実性に重きを置く場合は一般病院、それほどでもない場合は聖心美容外科ということになるかと考えておりました。
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伊藤 康平 医師
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まず当院でも剪除法(切開法)を行っています。剪除法は最も基本となる術式ですね。 剪除法とマイクロリムーブ法の違いは、傷を小さくするためにマイクロリムーバーを使用していることです。 皮膚の削る量や範囲は、剪除法と同じです。皮脂腺のみが残るとこまで削ります。 もちろん同様に再発もまずありません。再発となるのは手術をしていない外側の範囲に臭いが残ることです。 万一そうなってしまった場合でも、当院では保証制度もご用意しておりますので、再手術で範囲を広げることができます。従いまして、基本的にはどんなに強いわきがでもマイクロリムーブ法でも治療可能です。
デメリットに、確実性が高くないとありますが、これは傷が小さく剪除法に比べると技術的に難しいということです。 ただ、私を例にとると、年間この手術を300件以上は行っておりますので、マイクロリムーブ法でも剪除法と同じように手術をすることができます。
マイクロリムーブ法は、傷が小さく、日帰りでできるのがメリットだと思います。傷のことを気にしなく入院でもよいのなら一般病院で受けられても良いかと思います。

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