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[150]わきが・多汗症治療後の回復期間、効果、再発について
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私は職業が歯科医師なのですが、もしわきが治療のマイクロ法を行った場合施術の翌日に通常通りの診療を行うことは可能でしょうか?あまり仕事を休めれないので…。抜歯処置などの場合は脇をある程度開いたり、かなりの力を使ったりするのですか…。傷口自体が1センチ程度のものでもしっかりとした圧迫固定はやはりしないと予後が悪くなるのでしょうか? また自分では結構重度だと思っているのですが、目視下で行う施術と比較した場合マイクロ法は多少効果が劣ったり術後の再発が多かったりするのでしょうか?出来れば多汗症の症状も改善したいのですが…。 ご回答のほどよろしくお願いします。
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伊藤 哲郎 医師
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わきが治療のマイクロリムーブ法についてのご相談ですね。術後の合併症として起こりやすいものとして血腫があり、手術当日、翌日などが起こりやすいので、3日間の圧迫固定を行っています。圧迫が必要なのは、傷の大きさは関係なく、アポクリン汗腺が分布する範囲を皮膚のみまで薄くするため、早く下の組織と癒合するように、浸出液などがたまらないようにという意味もあります。当院で行っているマイクロリムーブ法は目視下でもアポクリン汗腺の残存がないかを確認しているので、効果が劣るということはないです。手術にて多汗症にも効果があり、汗の量も半分程度に減ります。

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